いつの間にか販売が始まって、色んなところで様々な種類が販売されている謎のトイレグッズ。
トイレスタンプ。
便器に直接貼り付けるジェル状のアレです。
自宅でここ数ヶ月使い続けていますが、あれって本当に効果あるんでしょうか?
謎すぎるので、色々と調べてみました。
ジェルが溶けて流れるのとは少し違う
水が流れるたびに、スタンプしたジェルが少しずつ流れて・・・と思っていましたが
どうやらそうではないようです。
ジェルが効果を発揮する仕組みは、マラゴーニ効果だそう。
マラゴーニ効果とは
流体において”表面張力の大きさが異なる場合、一定になろうとする”働きのことだそう。
つまり、スタンプした上を水が流れて洗浄・・・ではなく
水が流れはじめて、水流が止まった後にスタンプの意味がでているのです。
便器の表面にうっすら水が残っている状態であれば、スタンプしたジェルの表面張力が大きいために
ジェルから便器の全面にじわじわ成分が広がっていくことで洗浄・防汚効果が期待できるらしい。
本当にどこにスタンプしても効率は同じ?
スクラビングバブルの公式にも書かれているのですが
「便器のフチの近くで水が流れる平らな場所であれば、スタンプする位置に関わらず効果を発揮します。便器の前方、後方、横側、どこでもかまいません。」とあります。
最初はこの文章を見て「なんだ、どこでもいいんだー」と思っていましたが・・・
冷静になって見返すと「水が流れる平らな場所」なんて便器内に存在します?
別に我が家の便器は特殊な形状をしているわけではないですが
便器内はなめらかに水を流すために傾斜していますし、どこもなめらかな曲線です。
もしこの「平らな場所」が起伏がない場所を指すのであれば、公式の言う通り
便器内の全面どこにつけても大丈夫なわけですが
「平らな場所」が傾いていない場所だとしたら・・・無意味ですよねこのスタンプ。
黒ずみは防いでくれない
小さくなったらスタンプ、小さくなったらスタンプ・・・これを数ヶ月繰り返していましたが
便器が汚れにくくなったというような実感は全く得られませんでした。
きれいな状態を維持してくれていると思っていましたが、水が貯まるところには
しっかりと黒ずんだ輪っかが現れるので掃除を余儀なくされてしまいます。
ズボラな性格がいけないのかもしれませんが
スタンプするからには、その黒ずみの発生を完全に抑えてほしいと思うのは
私だけでしょうか・・・。
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