30代夫婦が妊活に取り組んで、無事に授かることができました。
妊活の一環で、葉酸サプリを飲み始めたはいいものの

引き際がわからんぞ・・・いつまで飲めばいいんだこれ
と思い、永久に飲んでも良さそうですが
区切りをつけるために、いろいろと情報を探してみました。
私たち夫婦は「母乳育児を辞めるまで葉酸サプリを摂る」と決めました。
そう決めた理由をまとめてみました。
葉酸の必要量は授乳婦も定められている
妊活中は普段の240マイクログラムに追加して400マイクログラムの摂取を推奨されています。
それ以降、240マイクログラムをベースとして
出産前までは追加で240マイクログラム、授乳婦は追加で100マイクログラムとなっています。
これは厚生労働省、つまり国が推奨していることです。
葉酸の体内での働き
妊娠初期において、胎児神経管閉鎖障害予防の葉酸ということ以外の場合
通常の体では葉酸はどういった働きをしてくれるのかと言うと
葉酸は造血ビタミンと言われています。
直接血になるわけではありませんが、ビタミンB12と葉酸で
赤血球の生産を助けているのです。
また、DNAを作るのに欠かせない存在であったり
最近では、脳の萎縮や骨粗鬆症の原因とされてきた
ホモシステインというアミノ酸を減らす作用があるのではないかと
葉酸の研究が盛んになっているようです。
産後は多くの血液が必要
理由は単純ですね。
出産を終えると、今まで胎児を育んでいた子宮が急激に収縮します。
胎盤が剥がれ落ちるのと、子宮内膜に血液の塊が付着して出血、収縮して止血。
そしてまた出血しては、収縮して止血。これを繰り返すことで
子宮が縮んでいくのです。この時期を産褥期(さんじょくき)と呼ぶそうです。
意図せず出血という避けられない状況なので、どうしても多くの血液が必要になります。
鉄分はもちろんですが、造血ビタミンのビタミンB12と葉酸が欠けてしまうと
生産効率が落ちるので、しっかり葉酸を確保していきたいところです。
母乳は血液から作られる
子宮収縮とともに、血液が体外に排出されてしまうわけですが
こちらは違う方向で血液が必要になってきます。
それは、生まれた赤ちゃんが必要とするもの・・・母乳です。
その母乳は血液を元に作られているのです。
子宮収縮はなんともですが、赤ちゃんが必要としてくれるのは嬉しい悲鳴です。
母乳育児をするのかしないのか、どれくらいするのかにもよると思いますが
子宮収縮と母乳を必要とするタイミングは、どうしても重なってしまいます。
失うものと与えるものの両方に葉酸が必要になるという
なんとも難しい状況ですね。
わが家はプレミンママの継続を決定
妊活スタートのときからプレミンにお世話になっていますし、
私たち夫婦のプレミンに対する安心感もあります。
プレミンは妊活〜妊娠初期、妊娠中期〜出産、産後の3タイプに分かれていて
「葉酸サプリはこれ1本」的なものではないです。
産後はプレミンママという名称になりますが、妊活時のプレミンと全く別物になっています。
プレミンママは鉄分や造血に必要なビタミンB12、葉酸はもちろんのこと
母乳を受け取る赤ちゃんの免疫力に重要なビタミンAを多く配合しています。
そして、どうしてもタブレット化できないDHAは各自で摂取してくださいとは言わず
ソフトカプセルにしてまでセットで届けてくれます。

結論:わが家は母乳育児が終わるまで
葉酸は妊活、妊娠中、産後と継続的に必要なビタミンです。
そのため、いつ終了させればよいかという見極めが難しい部分があると思います。
わが家としては、産褥期を経て赤ちゃんへの母乳育児が終わったタイミングで
葉酸サプリ・プレミンを卒業する方向で考えています。
食べ物ですべてまかなえるのが理想かもしれませんが
産後と育児で慌ただしい中
少しでもストレスがかからない選択として
葉酸サプリをある程度継続します。
こればっかりは正解というものが存在しないと思うので
こういう夫婦もいるんだなーと、参考にしてもらえばと思います。
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