人生の3分の1は睡眠時間と言われているように
寝具の快適さは毎日の生活と切っても切れない関係です。
マットレスや布団・ベッドそのものを変えようと思うと、
クオリティが高いものほど快適ですがかなりの出費になります。

せめて質感だけでもいいものが欲しいけど
どれを選んでいいか分からない・・・
かなり迷っていましたが、無印クオリティなら!と思い店舗で触った結果
「天竺」と書かれているけど読めないシリーズが気に入り
買い足したり買い直したりで天竺カバー・シーツを5年以上使っています。
かなり無難な触感ですが、長期に渡って飽きずに快適にオールシーズン使えています。
天竺とは
私は店頭で見かけた時に、そもそも読めませんでした。
天竺とは「てんじく」と読みます。
読みで「てんじく」と言われると、ちょっと聞いたことがありませんか?
三蔵法師に孫悟空や猪八戒、沙悟浄の一行が「てんじく」を目指していました。
そうです。西遊記の目的地・天竺。
天竺とは、日本や中国にてインドを指す古い呼び名です。
古来からインドは綿織物が盛んであったため、天竺から来た綿織物を天竺と呼ぶようになったのではないかと言われています。
天竺という素材の特徴
天竺の良さは
- 薄手で通気性がよい
- 横方向によく伸びる
この2つがあるようです。
横方向への伸びはカバー・シーツとは関係ないですが
寝具において通気性の良さは大事です。
通気性の良さから、天竺生地はTシャツに多く使われている生地でもあります。
長時間着ているようなTシャツの生地が、枕やベッドのシーツになっていると思うと
その生地に包まれて6〜8時間寝ていても苦しさはないですね。
天竺生地はメリヤス・メリヤス生地などとも表記されることがあるのですが
同じものです。
無印の天竺シリーズの多さ
私は無印の商品を買う時は、必ずロハコ経由で買っています。
公式サイトよりお得だったり、ポイントが多く溜まったりするからです。
そんなロハコで「無印良品 天竺」と検索すると、100を超えるアイテムが出てきます。
ジャンルとしては
- 枕カバー
- 敷ふとんカバー
- 掛ふとんカバー
- ボックスシーツ
- Tシャツ
- スリッパ
などが多く見られます。
ご覧の通り、メインは寝具ですね。
カラーや柄もいくつか種類がありますが、そこは無印です。
無地の落ち着いた色合いのものが多く、多くの部屋にマッチする色合いかと思います。
私は枕・掛ふとん・ボックスシーツと全てベージュで揃えています。

写真で見るとかなり明るく見えるのですが、実際はもうちょっと暗いです。
この辺は、近隣に店舗がある方はご覧になったほうがいいと思います。
最近は私も、実店舗で確認、購入はロハコというのが増えてます。
なんだかんだで「定番」は良い
天竺という素材は最新のものでもないですし
冷感素材やヒートテック的なものでもありません。
ただ、昔から長年親しまれている素材でもあります。
夏用、冬用と分けて使うのもいいかもしれませんが
私は天竺シリーズをオールシーズン使っています。
夏でも冬でも寝苦しくなく快適に寝れているので、もうこれでいいかなーと笑
しかし、所詮は綿なので耐久性が気になる方も多いと思います。
おじさん化が年々進んでいるので、枕カバーを洗う頻度が高いですが
天竺生地部分より、無印のタグの方が先にボロボロになってきます。
枕カバーは買い足していますが、3年以上前に購入したような記憶がありますが
生地に毛玉が一切ないです。無印タグはボロボロですが。
年々私の髪の毛が減っているのとは対象的に、天竺生地のダメージは少ないように見えます。
シーツ類はビニールではないですが、プラ・ビニール類はエコの流れです。
しかし、多くのアイテムで、飽きずに長く使い続けられるということは
「捨てる」という行為が減ることになります。
これもひとつのエコではないでしょうか。
気に入ったものを長く使い続けることができる。
そのシーツ版は、私の中では天竺シリーズです。
今日も明日も天竺生地に包まれて寝るぞー!
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