
小径ローハイト?
そんなもん使わんやろ!
いやいや、実は可能性を結構秘めてます。
小径ローハイトとは
あまり注目されることがない小径ローハイトですが
小径ローハイトの存在は誰でも知っていると思います。
そうです。
小径と大径の間にある、よくわからない謎のジャンルです。

このホイール実は有能やんけ!!!
と思い、改造した結果

やっぱ、小径ナローワンウェイでいいじゃん!!
と隅に置かれてしまうジャンルです。
実際どうなの? ホイール編
一応「小径」ローハイトなので小径ホイールと比較した表がこちら。
小径 タイプ2 | 小径 リアルBB | 小径ナロー ワンウェイ | 小径ローハイト Wワンウェイ | 小径ローハイト ワンウェイ | |
スピード | 1 | 8 | 8 | 6 | 4 |
パワー | 12 | 5 | 5 | 7 | 9 |
コーナー 安定 | 1 | 4 | 4 | 6 | 4 |
3桁スタミナ 耐久 | 2 | 2 | 2.6 | 3 | 3 |
重さ | 1.7 | 1.7 | 3 | 3 | 3 |
制震 | 50 | 50 | 50 | 100 | 50 |
スピードロス | 1,000 | 1,000 | 1,000 | 1,000 | 800 |
パワーロス | 80 | 80 | 80 | 80 | 80 |
ウェーブ | なし | なし | 3,500 | 3,500 | 3,500 |
数値的にはこうなっています。
パワー値は高い
素のステータスがなんと、小径ナローよりパワー値が高いです。
Wの場合で2、小径ローハイトワンウェイだと4も高いです。
素の状態で高いので、強化するとその差はもうちょっと開きます。
もうちょっと。
重量はなぜか同じ
どう見ても小径ナローより小径ローハイトWの方が大きいです。
幅ありますし。
でも、同じ3gです。
小径ローハイトは軽量プラか何かでできているのでしょう。
素材が同じだと宇宙の法則が乱れます。
制震が倍!
Wの場合、他の小径ホイールと比べて、制震がなんと2倍もあります!
この差によって、飛びにくい・・・はずです。
小径ナローワンウェイの場合は、制震の値は同じになっているので
飛ぶかどうかはタイヤ次第。
ホイール総評
小径ローハイトWワンウェイ、小径ローハイトワンウェイの評価としては、悪くないと思います。
むしろ、パワー値が高く、Wの場合は制震が高めなので
ダッシュ力が要求されるにもかかわらずバウンドするコースでは
活躍する可能性があります。
となると、悪さをしているのはタイヤなのか・・・?
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実際どうなの? タイヤ編
装着できるタイヤを比較した表がこちら。
小径 ショック 吸収 | 小径 レストン スポンジ | 小径 ローハイトW スポンジ(灰) | |
スピード | 3 | 3 | 4.5 |
パワー | 10 | 10 | 8.5 |
コーナー 安定 | 4.8 | 4.8 | 10 |
スタミナ 耐久 | 2 | 2 | 4 |
重さ | 2 | 2.5 | 3.5 |
タイヤ径 | 24 | 24 | 24 |
摩擦 | 80 | 80 | 80 |
旋回 | 78 | 78 | 84 |
タイヤ反発 | 55 | 60 | 80 |
スピードロス | 840 | 840 | 840 |
パワーロス | 120 | 120 | 120 |
これは・・・うん。
スピード値は高い
スピード値は他のタイヤより高いです。
高いですが・・・
その他ほぼダメ
フロントタイヤは、基本的に摩擦かパワーロス改造です。
なのでパワー盛りになるのですが、その素のステータス:パワーが低い。
低いので伸びが悪い・・・
ピニオンの真ちゅうと紫ぐらいスピードの差があれば逆転できますが、これは厳しい。
そして重い。レストンと比較で1g、ショック吸収とは1.5gも違う。
タイヤ旋回は不明な数値なのでスルーするとして
タイヤ反発も高い・・・跳ねてしまいます。

やっぱ、小径ローハイトは使えない子!!!
誠に残念な結果におわ・・・らないです。
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リヤに装着することで一筋の光が

いやもう、スルーでよくない?
と言わずにお付き合いください。
リヤに大径で飛ぶコースだと、リヤに小径ホイールを使うことがあります。
その時、レストン・小径中空では遅いのでスリックタイヤを履くときがあります。
希望はここです!
小径スリック(赤)と希望の星「小径ローハイトWスポンジ(通常)」との比較がこちら。
小径 スリック(赤) | 小径 ローハイトW スポンジ(通常) | |
スピード | 2 | 8 |
パワー | 10 | 5 |
コーナー 安定 | 2 | 10 |
スタミナ 耐久 | 2.4 | 4 |
重さ | 5.5 | 4.5 |
タイヤ径 | 26 | 27 |
摩擦 | 62 | 80 |
旋回 | 55 | 84 |
タイヤ反発 | 85 | 100 |
スピードロス | 910 | 945 |
パワーロス | 130 | 135 |
大切なのは、小径ローハイトWスポンジ(通常)です。
小径ローハイトWスポンジ(灰)というアイテムも存在しますが
これは色違いどころではない能力違いなので、お間違えないように。
スピードとパワーの違い
これはなにかに似ている。
そうです。
真ちゅうピニオンギヤと紫ピニオンギヤです。
真ちゅうのほうがパワーが6高いですが、スピードが6低いので
結果としては紫ピニオンに軍配が上がっています。
これは、小径スリック赤と小径ローハイトWスポンジ(通常)でも
当てはまるのでは!?
重量も1g軽い
ホイールの重さは同じなので、考慮するのはタイヤだけで大丈夫です。
小径スリックが重すぎるとは思っていましたが、まさか1g軽いとは!
最も注目すべきはタイヤ径
超速グランプリでの謎仕様ですが
フロントとリヤのタイヤ径の差が大きければ大きいほど
最高速度を高めることができます。
つまり、タイヤ径26mmの小径スリックより
タイヤ径が27mmの小径ローハイトWスポンジ(通常)の方が大きいので
最高速度をスリックより出せるのではないかと思っています。
懸念点
リヤに小径スリックを使う場合
「そもそもリヤ大径だと飛ぶから後輪に小径スリック」という経緯があります。
なのに、さらに最高速度が出てしまうせいで完走できなくなるというリスクがあります。
ただ、そこをコーナー減速や最高速度到達時間を調整すれば
ストレートでの伸びをさらに加速することが可能になるので
ワンチャンあるのでは!?
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お付き合いいただきありがとうございました
全ては未検証。
ステータス上、机上の空論での話です。
ただ、リヤ用としての可能性は十分見いだせるのではないでしょうか。
今回はホイールを小径ローハイトWワンウェイ・フロントで考えていますが
小径ローハイトワイド・リヤであれば「パワーロス・スピード」改造も可能です。
どうなるか分かりませんが、私は改造を進めていく予定です。
検証?しません!
小径ローハイトに幸あれ!!!
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