直線では最高速、カーブで減速、そしてまた加速。
コースによって適切な減速を行うことができれば
それぞれの対策が見えてきます。
ガシャパーツは必要ありません。
速度調整方法に大切な要素は3つ
- ローラーの減速要因
- ローラーの改造
- ローラーの場所による影響
- ローラーの選定
これがわかっていれば、速度調整がかなり楽になります。
2021年1月追記
大幅アップデート後も通用する考え方です。
安心してご覧ください。
ローラーの減速要因
コーナー安定・スタミナ耐久など、パラメーター各種ありますが
大事なものは
- ローラー摩擦
- ローラー抵抗
この2つの上げ下げによって、ローラーの減速具合が変わってきます。
ローラー摩擦
ゲーム内の文章をそのまま抜粋すると
ローラーが壁にあたったとき、壁とローラーとの摩擦によるコースアウトを防ぐ効果の高さ。
[詳細数値]
高い:コースアウトを防ぎやすいが、遅くなる
低い:コースアウトを防ぎにくいが、遅くなりにくい
とあります。
この摩擦は、コース壁とマシン間で発生する摩擦に起因する減速です。
この摩擦が大きければ壁にひっかかり減速、小さければ減速改善です。
最高速度が高くなればなるほど、コースアウトする可能性は高くなりますので
調整が必要な数字になっていきます。
数値によるスキル名称は以下の通り
スキル名 | ローラー摩擦値 |
ローラー効き1 | 〜9.999 |
ローラー効き2 | 10〜19.999 |
ローラー効き3 | 20〜29.999 |
ローラー効き4 | 30〜39.999 |
ローラー抵抗
こちらもゲーム内の文章を抜粋しますと
ローラーが壁に当たった時に減速する効果。
基本的には減速が少ないほうがコーナーリングを速くできる。
ベアリングのついたローラーが有利。
[詳細数値]
高い:コーナーリングで遅くなりやすい
低い:コーナーリングで遅くなりにくい
とあります。
この抵抗は、ローラーとローラーを固定しているビスとの間に発生する減速です。
つまり、この数値は低ければ低いほどいいです。ローラーがスムーズに回ります。
ただ、数値が低くなった結果、コーナーの速度が上がり
コースアウトしてしまうという可能性は十分ありえます。
ローラーの改造
速度調整に関わるパラメーターは
- ローラー摩擦
- ローラー抵抗
この2つですので、基本的にはこの2つの数値の上げ下げが重要です。
その上げ下げに関わる改造を見ていきます。
ローラー摩擦を上げる改造
対応する改造は
- ローラーチェック
- ローラーの摩擦を強める
この2つです。
「摩擦を強める」は4回の回数制限があるので
4回を超えて摩擦を上げるには、ローラーチェックが必要になります。
「摩擦を強める」の劣化版が、ローラーチェックになっています。
摩擦を上げると同時に、コーナー安定が付与されます。
ローラー摩擦を下げる改造
対応するのは
- ローラー摩擦を弱める
のみです。
摩擦を下げると同時にスピードが付与される改造です。
ローラー抵抗に関する改造
対応するのは
- ローラー抵抗抜き
のみです。
ローラー抵抗の数値を下げつつ、コーナー安定が付与されます。
ローラー抵抗に関しては、数値を上げる方法がありません。
ローラー摩擦で調整する方法
個人的なおすすめ調整改造は、摩擦の上げ下げです。
1つのローラーに対して上げる改造・下げる改造が4回用意されているので
ローラー抵抗は固定したままで、摩擦を上げ下げすることをおすすめします。
ローラー抵抗値を固定することにより、調整用ローラーは★3で問題ないです。
マルチキットSPを大量に用意する必要はありません。
ローラー抵抗が違ってくると、これもまた調整しづらいです。
ローラー抵抗を下げる場合は、調整用ローラーの全てを同じ数値にすることをおすすめします。
ローラー抵抗で調整する方法
ローラー抵抗値の解明が進み、現状ではフロント・リア・ウイングに付いているローラーのなかで
最も高いローラー抵抗値が反映されるという結果が出ています。
なので、ローラー抵抗値で速度調整を行う場合は、これを逆手に取ります。
ローラー抵抗が高いものを複数用意して、段階的にローラー抵抗を下げたものを作ります。
このローラーを使い分けることで、ローラー抵抗値による調整は可能です。
ローラーの場所による影響
ローラーを設置できる場所は、大きく分けて4つあります。
フロント・サイド・リア、そしてウィングの4つです。
取り付ける場所によってどの程度の減速がかかるかというのは
多くの方が検証されているので、ここでは割愛します。
結果だけまとめると
- フロント 摩擦影響小orなし
- サイド 摩擦・抵抗影響なし?謎な場所
- リア 摩擦影響大 ※
- ウィング 摩擦影響大 ※
となっています。
※印の補足としては、ウィングにローラーを装着するかどうかで
影響が変わってきます。
ウィングにローラーを装着した場合は、リアにローラーがあっても
ウィングローラーの摩擦が優先されます。
と言うことは、ローラー摩擦によってスピードをコントロールするには
リアローラーもしくは、ウィングローラーの摩擦を調整すれば良いです。
最もおすすめなのは、ウイングローラーを固定して、リアローラーで調整する方法です。
逆に、フロントローラーは摩擦を最大に上げたとしても減速する影響が少ないです。
影響が少ないだけなので、完全にゼロとは言い切れないのはご了承ください。
サイドは・・・何なのか未だによくわかってないです。
ローラーでの速度調整まとめ
ローラー摩擦、ローラー抵抗を活用して速度をうまく調整するには
フロントローラーの改造は固定して、ウイングの摩擦、リアローラーの抵抗のみを触る方法が良いとされています。
フロントローラーの改造は、摩擦を盛るのが良いとされていますが
もしかしたら、フロントローラーも摩擦を抜いていいのではという説があるので
予備は持っていたほうが良いでしょう。(2020.05)
ウイングローラーの改造は摩擦を抜いたもの・盛ったものなど複数用意して
コースによってある程度の適切な摩擦を見つけるのが良いです。
リアローラーですが、ウイングローラーである程度速度を決め、ローラー抵抗の数値によって微調整するのに使います。
ローラー抵抗値300が最も遅くなるので、250・150と数値が小さくなるほどコーナー減速が効かなくなります。
少しだけウイングローラーの摩擦を触るのは難しい話ですが、
リアローラーのローラー抵抗値を少しづつ高めることで、コーナー減速率を変えることが可能です。
ローラーの選定
どの場所にどのローラーが最適というのもありますが
そこは個人の趣味で良いかと思います。
ローラーも見た目がありますから。大事ですよ、そういうこだわり。
見た目以外で調整しやすいローラーを選びました。
おすすめローラー
17mmゴム付きアルミベアリング
有料ガシャから排出された、高速サーキット・デジタルサーキットと
活躍の場が非常に多いローラーです。
ベアリング系ローラーで比較的軽く、スタミナ耐久値も高いので
大量に持っていて損のないローラーです。
現状、金属ローラーでは最強です。
低摩擦プラ16mm
有料ガシャから排出された超優良ローラーです。
初期の摩擦値は6と最も低いうえに、ローラー抵抗値が125とプラローラーで最低値。
重さも0.7gと最軽量。
このローラーを超える性能は、しばらく出てこないと思うので
入手必須なローラーです。
低摩擦プラ19mm
こちらも、有料ガシャから排出された優良ローラーです。
上述の低摩擦16mmより0.3g重い1gですが、十分高性能。
有料ガシャはお金の兼ね合いもあるので、ゲームを極めないのであれば
低摩擦19mmでも十分戦える性能を持っています。
14mmプラベアリング
ショップでも購入可能なローラーです。
初期の摩擦値が8と低いです。摩擦を最も下げることが出来るローラーです。
こちらもベアリングローラーなので、ローラー抵抗値が150です。
重量が1.4gと、最上位の低摩擦プラ16mmの2倍ありますが
ゲーム内通貨で購入できることを考えると致し方ないかと思います。
14mmゴム付きプラベアリング
ショップでも購入可能なローラーです。
初期の摩擦値が20と高く、上げることもできますし、下げることもできます。
ベアリングローラーなので、ローラー抵抗値も150と購入可能なローラーでは最小です。
19mmアルミベアリング系
アルミベアリング系ローラーは、ローラー抵抗値が100と初期値が低いです。
ローラー摩擦も20あるので、こちらも上げ下げできます。
プラローラーと大きく異なるのは、コーナー安定とスタミナの初期値の高さです。
ただ、そのアドバンテージを得る代償として重さが4gもあります。
先述の2種の14mmベアリングローラーが1.4gと1.5gなので倍以上重いです。その差2.5〜2.6g。
現状だと、ローラー抵抗値が低いことより重いデメリットのほうが大きいです。
そこをどう考えるかが焦点になるローラーです。
19mmアルミ同様に、9mm・13mmベアリングローラーも能力の高さと重量の問題を抱えています。
基本的に、金属ローラーは不遇です。詳細は以下の記事をご覧ください。
まとめ:コースごとの適切な減速が鍵
マイナス系の強化が反映されるようになってから
通常マップでのコースアウト率が上がったというのは
リアローラーの改造を「ローラー摩擦を弱める」に全振りしていた人が多かったからではないかなと思っています。
私もそうでしたが笑
ただ、ローラー摩擦の影響が大きい場所のパーツを変えるだけで
劇的に改善されますし、速度も劇的に落ちます。
今までは「このパーツをここに付けときゃ大丈夫」的なセッティングが多かったですが
マイナス系の改造が反映されるようになって、世界が変わりましたね。
特定のパーツを持っていないと戦えない環境もありましたが
持っていなくても、工夫1つで十分に戦える時代になりました。
ローラーの位置による個人的にベストな改造まで記事にしようかと思いましたが
ぜひ試行錯誤してみてください。
トップランカーの方々が、なぜそのパーツを選んでいるのか
なぜその位置に付けているのか。
答えは本人しか分かりませんが、観察・推理でなんとなく分かってきます。
何でも理由はあるもんです。
では、楽しい超速グランプリを!
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