これから超速GPを始める方へ
年末にYoutubeで烈&豪のWGP編が公開されたり
最近では超速のCMが流れたりしているので
ちょっと興味が湧いた人も多いのではないかと思います。
そんな方々に向けて、正確で間違った情報を手に入れないための
「真似してはいけない旧改造」をまとめてみます。
フロント小径、リヤ大径セッティング
フロントに小径レストンスポンジタイヤやショック吸収タイヤ
リヤに大径タイヤで走るというスタイルが
2020年10月前までは王道パターンでした。
これまでは、摩擦はフロントタイヤしか反映されていないうえに
最高速度の計算はリヤの大径タイヤだけで処理されている状態でした。
現在、このセッティングで走ることも可能ですが
以前より最高速度が出ないような仕様になっています。
前後でタイヤ径の差が大きすぎると、強力なスピードロスが発生するようになっているからです。
決して走ることができないセッティングではありませんが
最優先で考えるセッティングではありません。
リヤタイヤの強化はパワーロス強化だけでいい
少し、先程の前後でタイヤ径が違うセッティングの話とかぶりますが
今は前後のタイヤの摩擦が反映されます。
そのため、リヤタイヤの摩擦が低い状態だと
タイヤが空転してしまう場合があります。
パワーロスだけ強化したタイヤが使えないこともないですが
ちょっと扱いづらいタイヤになってしまうのは間違いないです。
旧仕様では「リヤタイヤはパワーロス一択!」みたいな状態でしたので
その情報をそのまま現在の仕様に適用しないようにしましょう。
ゼロスラ最速ローラーは9mm
これは嘘とか、仕様変更とかではないです。
ただ単に、ローラー用9mmボールベアリングより
軽くて性能の良い上位互換となるローラーが誕生したので
そのローラーにポジションを奪われました。
現在の最速ローラーは17mmゴム付きアルミです。
9mmよりも1.5g軽く、ローラー抵抗値も低いです。
過去動画や過去情報を見ると、9mmで固めているマシンを見かけると思いますが
現在9mmは重量や重心の調整用として使われているぐらいなので
積極的に9mmを強化するのは、少し待ったほうがいいかもしれません。
ウイングの改造はダウンフォース下げ
以前はダウンフォースが高いほど最高速が下がるという状況でしたが
現環境ではダウンフォース値は最高速に影響が出ません。
むしろ、ダウンフォースは高ければ高いほど良いというコースすらあります。
なので、ウイングの改造はダウンフォース下げを行わず軽量化を6枠入れていきましょう。
フロントステーの改造は軽量化
これも少し怪しいです。
前重心が最重要になるコースが多く、フロントステーを軽量化してしまうと
重心が後ろに行ってしまいます。
なので最近は最軽量のフロントステーよりも、重量が重くなる改造をしたフロントステーが
主流になっています。
以上!
以上です。
どれもこれも、以前は主流とされていた考え方です。
今とは随分考え方が違うので、驚く人もいると思います。
ただ、こういった情報と現在の最新仕様の情報が混ざっているので
「2020年10月以前の情報は50%嘘」だと思って
情報を仕入れていきましょう!
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