子供のころ、誰しもが

うわぁ!このキット面白そう!欲しい!!
と思っても、買ってもらえないという経験があると思います。
科学キットや顕微鏡、工作キットなど・・・
超高精度なものではありませんが、ある程度満足が得られそうなキット。
昔は手を加えてみてるだけでしたが、今なら大人です。
大人は大人の力で、自由研究に取り組んでいきましょう!
自宅で水草が育つ!
今回は、簡単に水草を育てられる「聖新陶芸 育てる水草」です。
普通の観葉植物も良いですが、水の中で育っている水草って
なんか癒やされます。
このキットで学べること
植物を育てるキットなので、結構時間がかかります。
大人は植物を育てるのには時間がかかるということは理解していると思いますが
子供にも分かってもらうにはいい機会かもしれません。
もしかしたら、野菜などの食べられる系の育生キットのほうが
子供の興味はわくかもですね・・・
水草への理解
観葉植物ならまだしも、水草と聞くと難易度が高そうに聞こえます。
多少の管理が必要ではありますが、思ったより難しくないです。
同梱されている水草の種は「ハイグロフィラ」と呼ばれる系統の水草になります。
ハイグロフィラの特徴は
- 育生が簡単な入門種
- 適応能力が高く、様々な環境下で育ってくれる
- CO2の添加が不要で、蛍光灯の明かりでも十分育つ(日光ならなお可)
- 条件を整えるとどんどん増殖する
となっているので、育生難易度は高くなさそうです。
条件や環境さえ整えてあげれば、想像以上に育ってくれるとのことなので
植物を育てる喜びを感じることはできそうですね。
ここが大人向け!
相手は植物です。種をまいて、1〜2日で完成するようなものではありません。
焦らずに成長を楽しむ姿勢が必要です。
水草として楽しめるのは1ヶ月後
キットに入っている種をまくと、1〜2日で発芽するようです。
そこから見守る時間が結構長いです。
上に貼ってある公式動画からも分かりますが、発芽から30日後に浸水させています。
そこまでは、ただひたすら、ちいさなちいさな水草を見ながら

浸水したらこんなかんじになるのかなー!
と想像を膨らませながら丁寧な管理を続けるしかないです。
せっかちだったり、飽きっぽい方には難しいかもしれないですね。
レイアウトを考えた種まきが必要
一面グリーンカーペットにしたいのであれば問題ないのですが、発芽後に石や流木の1を決めようとすると、せっかく生えてきた水草を潰すことになります。
ちょっともったいないですので、最初からある程度のレイアウトを考えていたほうがいいです。
石は最初から設置してもんだいないので、最初から置いてもいいです。
ただ、流木が半端に湿っているとカビの原因になったりします。
また、流木は完成後に設置しようとしても沈まないことがあります。
この辺はアクアリウムをやったことがある方ならご存知かもしれませんが、
流木を使う際は、1週間ほど水に沈ませて十分に流木に水を吸わせます。
物によるのですが、持って重いと思った流木でも結構水に浮いたりしますので
この作業はとりあえずやっておいたほうがいいです。
失敗報告もあり
口コミを見ると、結構失敗した報告があります。
しかも、発芽させる段階というかなりの初期段階で失敗して
完全に無駄にしてしまっています。
どうやら、「発芽してしばらくは上からラップをしてください」のような表記があるらしく
それが原因?で土(水槽界隈ではソイルと呼びます)由来なのか種に付着していたものなのか、白カビが発生してしまうようです。
おそらく、販売側としては容器内の湿度を維持する目的で「ラップをしてください」ということだと思います。
育生成功の方の口コミでは「発芽するまでラップをかけて、それ以降は上から霧吹きで湿らせていた」というものがありました。
その方は、容器の中がきれいなグリーン絨毯ができあがっていました。
室温が25度以上必要というのもあるようなので、冬の発芽には向いていないかもしれません。
難易度は普通だけど手がかかる
手順としては、ソイルに水を吸わせて種をまいて育てるだけです。
ただ、発芽からある程度の育生には手間がかかります。
その手間を越えて、発芽から30日後に初めて浸水させることができます。
その浸水する時に初めて、石の設置や流木の設置などを考えるので
そこまでの辛抱ができるかどうかが鍵でしょう。
最終的には観賞用
癒やされますよ、水草。
最初は水を張れませんが、30日経過して水を入れれるようになったら
見た目が全く違うものになります。
揺れたら怖いですが、縁のギリギリまで水を入れた水草水槽は本当にキレイです。
おしゃれな照明の下に置きたくなります。
きれいに育てて、楽しんでいきましょう!
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